(滋賀県立衛生環境センター) 【第1回プランクトン勉強会】
日時:平成15年7月5日(土)午後1時〜午後5時頃
会場:琵琶湖博物館の実習室
参加者:30名(うち子ども6名)

プランクトン図鑑監修部
一瀬 諭

 先日のプランクトン勉強会での検鏡結果を簡単にまとめてみましたので、
下記のエクセル書類をダウンロードしてください。
 急いだ仕事ですので、見直しが出来ていません。
また、記載漏れも多かったため、
地域的に参加者名簿から判断するか、メールなどでご確認下さい。

▼ダウンロード▼
プランクトン研修結果.xls


<報 告>

最初に村上会長から挨拶がありました。

 今回のプランクトン図鑑の目的「プランクトン図鑑を作ること」「文部科学省の『教育情報共有化促進モデル事業』で予算が500万円ついてきました。また、ホームページ上で図鑑を作っていきます。

 特に今回の文部省のモデル研究はITを使ったコンテンツの制作であるので、メールを駆使してみんなで力を合わせてホームヘージ上で電子図鑑をつくっていきます。
 今までの6冊の図鑑は企画から完成までに2年近くかかりましたが、今回の電子図鑑の場合は残り8ケ月で仕上るわけです。
 『私たちの経験でこれは可能です』

ぜひ、原稿をメールで送信してください。筒井氏がホームページ上に掲載してくれます。(以上、村上会長の挨拶)

 監修の先生や各グループのチーフの紹介の後、いよいよ各自採取して持って来たプランクトンの同定作業の始まりです。
 今回の同定作業では,衛生環境センターのHPや浅井先生が作って来て下さったミジンコの検索等を見ながらの作業で分からないことは先生方に質問もしながら進めることができました。
 執筆を担当される先生方も、図鑑を片手に同定を進める。
 また,どんなプランクトンがどの程度いるのかを調べました。その結果は一瀬先生の方でまとめて下さいました。

 プランクトンを観察するには、高価な光学機器やプランクトンネットが必要とされます。しかし、上の写真は、顕微鏡に直接、デジカメのレンズをあて撮影したもの。これは、一瀬さんのアドバイス。案外、それらしく撮れているでしょう。この図鑑では、もっと気軽に誰もがプランクトンの魅力を観察する方法もあげたいものですね。

 自分の採ってきたプランクトンの同定が終わった頃,今度は,琵琶湖博物館で採取してくださったプランクトンをモニターで見ながら琵琶湖のプランクトンについて一瀬先生から説明を受けました。
 最初はどの程度の方々が集まって下さるか心配でしたが,多くの人が集まって下さり,みなさん熱心で熱気あふれる勉強会でした。
 滋賀県内のデータをとるために,採集方法等を共通化してもう一度勉強会を持ちたいと考えています。
その時は今回の参加者はもちろん参加されなかった方々の参加もよろしくお願いします。