平成15年度 教育情報共有化促進モデル事業 成果発表会 報告

日時:2004年(平成16年)1月31日(土)午前10時30分〜午後4時45分
会場:科学技術館  発表:浅井 浩、井田三良

 1月31日(土)東京の「科学技術館」において、成果発表会がありました。浅井氏と井田がパワーポイントで発表しました。今回は、一般の参加もあり発表者を含めて約300名の参加がありました。
 発表の前に今回の事業「教育情報共有化促進モデル事業」の公開サイト(1月31日公開)

 について東京工業大学の赤堀氏から紹介がありました。その中には、今回の事業の指定団体へのリンクのページもあり各団体の様子がわかります。
 今回の発表については、パワーポイントをホームページに載せてもらいますのでご覧下さい。


 滋賀の取り組みは大変評価され、委員長の東京工業大の赤堀先生からは、

「これは、すごい。教育工学的にもヒューマンインターフェイスのレベルが高い。これは是非、いろんな学会で発表するように。また、英語版をつくって、世界からも覗けるようにしてほしい。」

 また、質疑として「小学校でプランクトンを教えるカリキュラムがあるのですか。」それに対し「滋賀県では5年生の全児童対象にフローティングスクールを実施しています。フローティングスクールは「海の子」という学習船で1泊する体験学習ですが、その中での琵琶湖学習がありプランクトンを観察しています。また、理科の魚の育ちの中で発展的に魚の食べ物調べでも見ることがあります。」(応答:井田)

 また、発表後の休憩時にはオリンパスや内田洋行、全国図書館協会、北海道理科教育研究会長などが挨拶にこられ、内田洋行からは大阪でのカンファレンスに発表してほしい、図書館協会には8月の滋賀県で行われる大会で発表を、理科教育研究会では日本生物教育会の全国大会で是非紹介してほしいとの依頼 を受けるなど、かなりの反響だったと思います。
 先の指定団体へのリンクのページでは、アクセス数も分かるようになっていて2日21時現在本会へのアクセスは61件ありました。

(発表会の風景)
山口県中学校理科教育情報共有化
促進研究委員会の発表


 最後の講評の中で各委員の先生方からの次のような話がありました。

■堀田氏
 いいコンテンツがあっても活用につながらないとだめ。活用の共有化のために作っていく過程や様々なノウハウを公開してほしい。また、地域で中心的な立場の人が多いので教員研修の中に取り込む等活用される工夫がほしい。

■ 堀内氏
 使いやすいわかりやすいサイトにしてほしい。また、今回のことを弾みに
してこれからの事業を進めてほしい。

■ 影戸氏
 ICTを大切に。
I -------- インパクト 魅力あるものを
C ------- コラボレーション 連携を
T ------- チームワーク 

■ 秋本氏
 ITの特性をもっと生かしてほしい。相互性を取り入れた仕組みが取り入れられれないか。

■ 赤堀氏
 先の発表後のコメント内容と同様の話がありました。


(報告:井田)