平成16年 3月29日

文部科学省初等中等教育局長 殿

団体名
滋賀の理科教材研究委員会
所在地
滋賀県伊香郡余呉町下余呉950番地
代表者職氏名
村 上 宣 雄   印

 平成15年7月1日付け15諸文科初第332号で委託を受けました平成15年度教育情報共有化促進モデル事業が終了しましたので、下記のとおり報告します。

実 績 報 告 書

1 研究を行った学校種 中学校(小学校・高等学校も含む)    教科 理科    

2 研究目標・内容(教員のITを活用した指導力の向上につながるものであること)

(研究目標)

 本会は、県内の理科関係の教師等によって組織されている団体である。今日までに、「滋賀の自然観察シリーズ−図解ハンドブック」の発刊を続け、県内外の多くの学校で子どもたちの教材として利用されている他、一般の人の利用も多い。発刊した図鑑は?「滋賀の魚」(昭和62年)?「滋賀の水草」(平成元年)?「滋賀の水生昆虫」(平成3年)?「滋賀の水鳥」(平成6年)?「滋賀の水生動物」(平成8年)?「滋賀の両生類、は虫類、ほ乳類」(平成13年)の6冊である。これらの図鑑はわかりやすくて、名前が見つけやすいのが特徴である。特に最近、総合的な学習の時間で環境問題に取り組む学校での利用が多い。

 今回、7冊目の図鑑「滋賀のプランクトン」の発刊を行うにあたり、今までとは違いITを駆使してホームページ上やCDで使える「電子図鑑」を作る計画を策定した。
 さらに、これらの図鑑を利用した県内の学校の実践事例を集め、ホームページ上で共有し、情報の交換を行いながら研究を深めていくことにした。
 今回の研究の目的は次の3点である。

 1・冊子とは異なる電子図鑑(滋賀のプランクトン)の特徴を明らかにし、電子図鑑作成の技術と方法を明らかにする。合わせて従来のハンドブック形式の図鑑も作成する。(当初ハンドブックの図鑑は作る予定はなかったが、研究の過程で作成の必要性に迫られた。)

 2・冊子の図鑑及び電子図鑑を授業の中で使った授業実践を行い、子どもたちにとってどのような形の利用方法が効果的かについて研究し、その成果を交換、共有する過程で、よりよいシステム構築のあり方を明らかにする。

 3・1と2の目標を達成する過程で、どの程度教師のIT活用の指導力向上に効果があったかを明らかにする。

(研究内容)
 将来的にはすべての既刊の図鑑を電子図鑑化していく予定であるが、とりあえず今年度は次のような取り組みを行った。

 1・このプロジェクトに参画したプランクトンの専門家や多くの理科の教師が、電子図鑑「滋賀のプランクトン」を従来の手法ではなく、ITをフルに使ってペーパーレスのネットワーク形式で作成していく。(プロジェクトのメンバーは専門家も含めて約60名)

 2・今回発刊する電子図鑑を授業等の中で使った実践事例を、ホームページ上に掲載し、情報の共有化と情報の交換をはかる一方、理科の研究会等で発表し研究を深めていく。

 3・電子図鑑づくりや実践事例づくりに参加したり、ホームページを利用した教師対象に活用の実態調査を実施し、ITを活用した指導力の向上にどの程度効果があったかを評価する。


(研究成果物)
1・実績報告書
 当初の計画では「電子図鑑作成等による教師のIT活用指導力の向上の成果と課題」について別途報告書を作成する予定であった。しかし今回この「実績報告書」と内容が   ほぼ同じになるので、この実績報告書を予定より詳しく書くことにした。

2・添付資料

1. 「滋賀のプランクトン」の電子図鑑のCD−ROM(2種類−マルチメディア版とブック版)備考−いずれも現在8割完成している。更新を続けて今後も完成度の高いものに仕上げていく。
2. 電子図鑑(ブック版)のプリントアウトしたもの(サンプル冊子で現在は初稿の段階である。7月頃発刊の予定)
 なお、この2つの電子図鑑は現在ホームページ上で公開し、今後もよりよいものに変更していく。
 2つの電子図鑑(マルチメディア版とブク版)については、まだ相互リンクが完成していないので、こちらも6月ころに完成させたい計画でいる。その後は常時更新を続けていく。

  ■URL=http://www.ds-j.com/nature/science/index.html

※備考
 今回は約250種類のプランクトンの区別ができる図鑑としたが、今後は500さらには1000種類へと種数を増やしていく。
 なお、今回の「滋賀のプランクトン図鑑」は、日本最大の琵琶湖と各河川、湿地から集められた多くのサンプルをもとに作られており、全国の淡水プランクトンの多くを包含しており、全国の子どもたち以外にも研究者の入門書として利用が可能である。
3. 参考資料                                      ・ホームページの内容や、電子会議室の資料やITを活用した指導力向上のアンケート等の見本等

3 研究成果の評価(研究成果を全国に広めることにより,教員のITを活用した指導力の向上にどの程度貢献したのか,又はするのかについて,自己評価を行うこと)

 今回の事業の評価は、このプロジェクトに参画したメンバー全員にアンケートをとって実施した。評価は教員のIT活用による指導力の向上にどの程度貢献したかを中心に行った。細部については添付資料を参照されたいが、今回の我々の取ったITをフルに使った手法は、今後教育現場で利用すれば、大変有効な方法として確実に広がっていくと考えられる。
 特にホームページ上でみんながコンテンツを作り上げていくシステムは時間と手間の驚くほどの節約と内容の精度の高さが得られることを実証した。特に多忙な人総数60名近いスタッフとの連携と意志疎通はITを使う以外に方法はなかった。そうした視点からこの事業はいくつかの学びを得ることができた。
 特に全体的な感想として多かった項目について列挙する。
 ○インターネットやメールのやりとりが自由にできるようになった。
 ○ホームページ上でリアルタイムに図鑑をつくるシステムがすばらしい。
 ○このプジェクトに加わって、専門家の方や多くの先生と出会えつながりができた。
 ○プランクトンについて実質的な研究が出来大変興味関心をもつことができた。今後の授業に生かせると思う。
 ○このやり方は、今後子どもたちの研究の発表の場としても大いに役立つ可能性を秘めている。
■以下は本事業の推進に当初に掲げたITに関するの3つの評価項目についてその結果を述べる。

1. 電子図鑑の作成を通して、教材をIT化するための技術的な方法や課題を明らかにし、その手法が他の教科でも効果的なものになるかの検討・研究を行う。

○今回のホームページ上に2つの電子図鑑を作というコンテンツを置いたことは成功であった。

 今回の事業では、従来の冊子づくりの手法ではなく、ホームページ上に図鑑の枠を作り、でき上がった分から掲載していくというやり方をとった。そのため関係者が自宅等で随時原稿を読んですぐに校正作業に入ることができ、みんなでよりベターなものを仕上げていくシステムが構築できた。この手法は図鑑のみではなく、各学校での教材作成、校内の研究紀要や仲間で作る論文作成、雑誌の編集、パンフレットの作成、子どもたちの文集作成、子どもたちの研究記録などペーパレスで作成することが可能である。
 問題はこうした各自の原稿や写真等をメールで送信した後、ホームページ上にきれいレイアウトし、掲載する人が必要なことである。今回は高度なデザイン能力が必要なために専門の業者に依頼したが、学校等ではホームベージ作成の堪能な教師や生徒がいれば実現可能である。
 尚このシステムは新聞や雑誌等の編集では毎日行われていることではあるが、学校のみではなく教育委員会等の行政サイドでも大いに活用すればいろいろの成果が期待される。学校という社会は会議が多いが、こうしたシステムを利用すればもっと能率良く意志  疎通が図れると思われる。毎日の朝の打ち合わせも、連絡事項もすべて特別なホームページをアクセスすれ ばいつでもわかる状況にしておくことも可能である。
 あわせてメールのやりとり等ITに関する技術が格段 に向上することは、今回の実践で証明できた。

本会のコンテンツであるホームヘージ「滋賀のプランクトン」▼
(ホームページ上の図鑑をみんなで作っていくシステムである。)
トップ画面


○ホームページ上の会議室の設定が有効に働いた。
 (ミーティング・サロンと7つの電子会議室の開設)

 今回のホームページであるコンテンツの中にいくつもの会議室を設定したことは大変有効であった。このシステムは現在「掲示板」の形で多く使われているが、私たちの場合も会員専用サロンと7つの電子会議室を設けた。会員専用サロンは60名のスタッフ全員に流れるもので、7つの電子会議室は関係者のみに流れるシステムにしてある。
もしこのシステムが無かったら、この事業はほとんど進まなかったと考えられる。意志疎通、共通理解。提案等あらゆる情報が飛びかった。さらにこのシステムは写真もデータも添付できるシステムとなっており、極めて強力な武器となった。返信も可能であり、大変便利であった。これ以外にメールが沢山行き来した。
   今後仲間の情報共有化のための不可欠なシステムである。

▼HP上の会員専用サロンの画面▼
このサロンは全員の意見交換の場である。
▼HP上の7つの電子会議室の画面▼
この部屋で各専門分野の情報のやりとりを続けてきた。

 なお、ミーティング・サロンの利用は3月24日現在で460件を越えている。それに対しての返事がつながっているのでこのシステムの利用はい1000件近くなっている。

 一日2回程度のやりとりが毎日行われた事になり、実に有効なシステムであった。ホームページを毎日開けていない人のために、必要な情報は別にメールでも情報発信を続けてきたので、大変多くの情報が交換されたことになる。

 一方執筆者が専門部門に別れてチーフや仲間と情報交換した「7つの電子会議室」は原稿執筆完成の8月末までの2ケ月は有効に働き短期間に初稿を完成させることができた。記録からみると一番多い会議室で55回、他は30回程度の意見交換がなされた。延べ短期間に約250回以上の情報の交換がなされたことになる。

全員の意見交換の場である「ミーテング・サロン」▼
(資料も写真も送信可能な会議室)


2. 従来の図鑑と電子図鑑とを比較し、授業への導入のしやすさや児童・生徒の興味・関心の程度の比較・検討を行い、ITを活用した効果的な授業はどういうものか、規則的なものはあるのかを明らかにする。

 私たちはわかりやすい図鑑、興味のもてる図鑑を作成することを目指してきた。しかし、 過去の実践からそれが極めて難しいことであるとの認識をもっていた。特に今回作成したプランクトン図鑑は学問上確定していない分野も多く、子どもたちにわかる図鑑を作成することは極めて難しかった。3月末現在のコンテンツはまだ完璧な仕上がりではないが、今後これを修正して完璧なものに仕上げていく。今回の図鑑という教材作成の特徴は、プランクトンの専門家が独自に作成したものではなく、現場の教師の思い、生徒の実態、専門家の考えの間に情報の交換をすすめながら作成してきたものであり、ボトムアップシステムを取り入れた教材(図鑑)づくりとなったことである。プランクトンの図鑑の世界では、多分日本で初めての取り組みと考えている。

 特に校正の段階でかなり難しいことがわかり、一つ一つの用語についても協力校の生徒の生の声を反映して作業を続けている。現場から届けられる子どもたちが読めない言葉や、理解できない言葉や図については、なんとか分かりやすい内容に校正して出版していく方向で進めてきたし、今後もその方向で完成度を高めていく。

新しい手法で作られていく図鑑のシステム図▼

○実践授業の中から生まれてきた「動くプランクトン図鑑」

 今回私たちは、冊子の図鑑スタイルをホームページ上で完成すれば、子どもたちはマウス一つで自由に検索が早くできる電子図鑑を作りたいと考えていた。しかしこの計画は11月から12月に実施した「動くプランクトンのデモ図鑑」を実践授業に使った結果方針は大きく変化した。
 子どもたちの多くが動く画像に強い興味関心を持っていることが判明したのである。この時点で私たちは「ブック版」の図鑑と動くプランクトン画像を追加した「マルチメディア版」の2つの「電子図鑑」を目指すことを決めた。残された時間は少なく、大変な作業が続いたが、3月末でなんとか基本的なものを仕上げることができた。電子図鑑は今後とも更新を繰り返して、より使いやすくて分かりやすい図鑑を目指していく。一方ホームページ上で作成した「ブック版」については7月ごろを目指して印刷し、発刊する計画でいる。今回の実践授業は大きな意味があったし、子どもの実態に即した教材づくりの重要性を今回も強く感じた。


▼コンピュータを使った電子図鑑の要請は高いが、ブック版も必要である▼

▼子どもたちは色よりも「形」や「動く」ことに強い関心をもっていることが判明した▼

3. 電子図鑑を利用した授業実践をホームページ上で公開し、情報の交換・共有のシステムは、どのようなものが良いのか、またどの程度のものが良いのかについて明らかにしていく。

 ○この評価目標については、十分な取り組みができなかった。
その理由は、資料となるモデル図鑑が11月頃にしか仕上がらなかったために、実践授業のための時間的な余裕がなかっとと、2つの図鑑を完成させるのにほとんどの時間を費やしたためである。
 ただ、メンバーの多くはこのホームページを通じて図鑑の仕上がり状況を認知しているの  で、多くの授業実践の交流はできなかったが、各自の思いや意見の交流はできた。電子図鑑の掲載されているホームページは今後更新を続けていくので、実践校を計画的に指定して、成果が出せるような取り組みを4月以降に推進していく予定である。そしてそれらの結果もホームページ上に掲載し、より完成度の高い図鑑に生かしていく。


1.1年間の研究スケジュール(時系列に記入してください)

図鑑編集委員
( 理事会を含む)
事務局
図鑑執筆者及び協力者の活動
(編集委員も含む)
IT関係
(啓発広報含む)
5月
6月
●電子図鑑作成のための会員専用のホームページをオープン
(パスワードを必要とする)

●役員会の開催
●県内の理科の全教師に執筆者募集開始
(随時決定し割り当て作業開始)
●会員相互の情報交換のための電子会議室を設置
●一部執筆者書き込み開始(書き込み実施中)

●プランクトンに関するデータベースを作成し、会員専用ホームページ上に掲載する
(執筆者の作業がし易いため)

7月

●電子図鑑コンテンツの基本形式を決定
(執筆者からの質問等に随時回答していく)
●勉強会7/5(琵琶湖博物館)
●理事会7/8(ホテルエクシブ−米原)
●理事会(7/23)を開催 (ホテルビアザ淡海)
・県内のプランクトン現地調査方針を決定する。県内の学校に呼びかける。県内で初めての大規模な実験・実習を企画する
・プランクトンネットの自作を試みる

●執筆関係者会議
主旨、具体的な方針と方法について説明する。(7/5−琵琶湖博物館)及び全県の学校に呼びかけ 
●メンバーへの連絡方法としてメールによる連絡網を確立する。
●執筆予定者全員に共通ベースとなる図鑑を配布。執筆に必要な資料も順次配布
●合同宿泊執筆研究会の準備

●執筆者図鑑書き込み作業(電子会議室でのやりとりが始まる)
●水田のプランクトンの鑑定実習(7/5−琵琶湖博物館−子どもを含めて30名が参加)
●執筆者書き込み作業
原稿執筆作業が精力的に行われ、順次原稿が作られていく。原稿執筆はすべて最初は学校の教師のみ。
●チーフリーダとのコンタクトが多くなる。
●グールプ別学習会7/28(琵琶湖博物館)
・7つのグループに分かれての勉強会

●図鑑を作成し易くするための資料を提供
●完成した原稿はそのまま順次ホームページ上に掲載していく。校正作業が頻繁に行われる。
●データベースの追加作業
●7つの電子会議室の利用が多くなる

8月

●プランクトンの検索プログラムの基本スタイルの決定作業−なかなか難しい。
●全国の電子図鑑のチェツク作業実施
●8/25日に理事
(石山ホテル)
・中間発表のリハーサル
・原稿の統一課題を少しずつ解決していく。

●プランクトン調査の事前準備8/12(琵琶湖博物館)
●プランクトン県下一斉調査の協力校と協力教師の依頼
●プランクトン県下一斉調査の準備

●合同宿泊執筆研究会
・8/10〜11(近江町の母の里)
・2日間で延べ20名 の教師が参加。
●全国の電子図鑑のチェツク作業実施を希望者に行ってもらう。
●プランクトン県下一斉調査8/29(県下全域で実施−琵琶湖博物館でまとめる)
●予定通りほぼ全員の教師の原稿が出揃う。

●図鑑作成に必要なコンテンツの準備
●電子図鑑に貼り付けるデータの作成作業
●基本的な図鑑の全体構想図がホームページに掲載される。
●県教育委員会事前報告8/19(彦根ミシガン交流センター)
●中間発表8/26−文部科学省(東京)−村上・筒井出席

9月

● 執筆者の原稿の点検と校正(情報交換を継続)
●理事会−9/17(大津市生涯学習センター)
・学会発表
・県内の発表会での 啓発
・実践授業の取り組 み
・今後の推進計画

●授業実践及び作業推進に関する事務の推進

●執筆者の原稿をチーフリーダがチェックする作業が始まる。
・必要に応じてグループ別の会議が開催される。

●ホームページを9月に公開するための準備に入る。
●日本陸水学会で発表9/13(岡山理科大)

10月

●理事会-10/7(八日市北小学校)
・ブック版とマルチメディア版の2つの作成方針決定
・見開きページの最 終確認 
●執筆者の原稿の点検と校正(情報交換を継続)

●10/1よりホームーペの全面公開を県内の学校及び関係機関へ通知する。
●基本的な2つの図鑑作成の基本的な作業立案

●執筆者の原稿をホームページで確認しながらの修正作業。

●10/1よりホームページを全面公開する。
●電子図鑑に貼り付けるデータの作成作業が続く。
●動く映像を含めてデモ版のCDを作成する。

11月

●理事会11/10(筒井氏の事務所)

・電子図鑑の企画方 針決定

・授業による3校の 実践授業について

●会計関係会議11/27(長浜市内)

●理事会  11/14(民宿みずうみ)

●執筆者の原稿の点検と校正(情報交換を継続)

ITに関する技術習得と分析

●授業実践の具体的な作業配置等

 

●原稿の整理と校正の準備作業

 

●ホームページ作成担当者との打ち合わせ
●授業実践11/26(木之本中学校)

●電子図鑑の貼り付け作業が続く

毎日のようにホームページの更新が続く

 

●協力校で試行を繰り返す。

 

●状況報告11/18−滋賀県中学校理科研究会(守山中学校)
12月

●専門家による2つの電子図鑑のチェック

動作実験を開始

●遅れている資料の調達の調整

●ホームページ作成担当者との打ち合わせ

●実践授業12/8−(東大津高等学校)

●顕微鏡の使い方の撮影12/7(大津市立科学館)

●実践授業12/15−(甲西中学校)●実証授業12/16−八日市北小学校−関係者参加

●滋賀県環境学習フェアーポスター発表

12/11−(琵琶湖博物館)

●電子図鑑で動く映像をとりいれ作業に入る。

●毎日のようにホームページの更新が続く。
1月

●理事会1/10−理事会(大津市科学館)

●小委員会1/12−筒井氏事務所(彦根市)

専門家による電子図鑑のチェック

●理事会1/24−大津市科学館

・最終発表のリハーサル

・完成原稿の読み合わせチェック

・授業実践の評価

●最終発表に関しての準備

 

●多量のデータ処理方法の決定作業

 

●コラム原稿の未執筆者への連絡調整

 

●無いデータの確認作業

●ホームページ作成担当者との打ち合わせ
●実践授業の成果とまとめ。

●電子図鑑の校正作業

●実践ナビのホームページ

 

●県教委関係者へ報告1/21−(教育センター)

 

●文部科学省発表会1/31(東京)−浅井と井田が出席)

・高い評価を受けた。
2月

●編集会議2/3−県衛生環境センター(大津市)

●編集会議2/15−(琵琶湖博物館)

 

○電子図鑑の完成

図鑑活用事例集の 完成

●報告書作成に必要な資料の整理

 

●会計事務との最終打ち合わせと確認作業

●ホームページ作成担当者との打ち合わせ

●写真撮影2/12−(大津市科学館)

●全体報告会2/28−

 (琵琶湖博物館)

メンバー約60名の約半数が出席

 評価のアンケートを実施(不参加者はメールで回収)

●文部科学省の発表の後アクセス数が増加する。(3月末現在7400件)

 

●未原稿が次々と仕上がり、図鑑の全貌が見えてきた。
3月

●編集会議3/13(大津市科学館)

●最終編集会議3/22

(筒井氏の事務所)

●来年度からの事業の展開方針の決定

・ホームページの電子図鑑は永続的によりよいものに充実させていく。

・ホームページに掲載中のブック版とマメチメディア版を相互にリンクを張ってどちらからも使えるシステムを構築していく。

・冊子の図鑑は7月をめどに発刊する。

●ホームページ作成担当者との打ち合わせ

 

●評価(アンケートの回収とその整理)

 

●文部科学省への報告書作成作業

 

●会計関係の帳簿の整理と書類の確認作業

 

●関係機関に対してのお礼と今後の見通しについての文書の発送

●今回の事業に関するアンケートの返事

●難解な言葉や文字に関する子ども達の実態調査への協力

・データの報告

 (この作業で今回の図鑑がかなり生徒には難しいことが判明したので、今後やさしく書き直す作業を推進して7月の発刊に間に合わせる)

●もっと楽しく興味のもてる電子図鑑の手法についてのアイティアがメールで事務局に届く。

●状況報告3/6−滋賀県小学校理科研究会(滋賀大学付属小)

●成果の発表3/11(環境衛生センター)

 

●校正作業と新しく作成していく作業が重なり、毎日のように更新が続く。

 

●動くプランクトン図鑑にふさわしいアイディアを次々と取り入れられていく。

5 成果物が蓄積される場所(所在地・電話番号)
   (名称)事務局 滋賀の理科教材研究委員会事務局
    代表 井田三良


(所在地・電話番号)
〒527-0034 八日市市沖野1-4-17
TEL.0748-25-1492 FAX. 0748-25-1493
Email:idami@hyper.ocn.ne.jp

9 文部科学省との連絡担当者

(1)所属・職名 滋賀県教育委員会事務局学校教育課 指導主事
(2)氏  名 奥西 邦彦
(3)住所(勤務先) 〒520-8577 滋賀県大津市京町四丁目1−1
(4)電話番号(勤務先) 077-528-4576
(5)FAX番号(勤務先) 077-528-4953
(6)メールアドレス(勤務先) S262129@pref.shiga.jp