- 着眼点
電子図鑑を使ってプランクトンを観察するときに何をキーワードにして検索するか。
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- 実施項目
- ・実施期日 2003年12月16日(火)
・実施クラス 5年1組(5・6校時)
・教 師 井田 三良
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- 3:単元名
・理科 動物のたんじょう→メダカのたんじょう
・学習指導要領との対応:理科 第5学年
・内容 A生物とその環境
(2)ア 魚には雌雄があり、生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること
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- 4:指導目標
身近な池の水中に生息するプランクトンを観察し、魚の餌になるプランクトンにはたくさんの種類があることを知る。
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- 5:指導計画
(1) フローティングスクールで行ったびわ湖学習「プランクトンの観察」を思い出し、今日のめあて「身近な池(布施の溜)にいるプランクトンの観察をする。」を知る。
(2) 顕微鏡観察の準備をする。コンピュータは2人に1台、顕微鏡は4人に1台使用した。
(3) モニターを使って、資料について説明する。
校内のサーバー内にある資料のホルダーを教え、その使い方(開き方)と資料の概要を知る。
(4) 顕微鏡でプランクトンを観察し、資料を使って種類を調べる。
(5) 観察したプランクトンのスケッチを黒板に貼り出しまとめる。
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- 6:使用した資料(下記の資料を学校のサーバー内にコピーして使う)
・『滋賀のプランクトン(マルチメディア版)』(実践時は試作段階のもの)
・滋賀県衛生環境センターのHP『びわ湖のプランクトン』
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電子図鑑を使ってプランクトンを観察する授業風景
▼ビデオ・クリップをダウンロード▼
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- 7:実践より分かったこと
(1) 児童のプランクトンの検索キーワードは、
動き39P、形28P、色13P(使った=1P、一番使った=2Pとして計算)で、動きと形を重要視している。(男子は動き、女子は形の傾向がある。)色については、児童が使う顕微鏡ではそれほど色は分からないためか重要視していない。・・・動画検索の必要性
(2) 当日参加した児童の家でコンピュータの所有率は90%(本校高学年では84%)である。児童のコンピュータ操作を見ていてもそのことがわかる。・・・マルチメディアの必要性
(3) 調べるメディアとして「コンピュータ」と「本」のどちらを選択するか?
・・・コンピュータ74%、本26%
【コンピュータを選ぶ理由】
・コンピュータの方が詳しく書いてそう。
・たくさん載っている。
・最新のことも載ってそう。
・すぐに見られる。
・動きが見られる。
・なれているから
【本を選ぶ理由】
・ホームページを開かないとだめだから。(コンピュータの操作が大変)
・本の方が好きだから。
コンピュータを選ぶ児童が74%いるが26%の児童が本を選んでいる事実がある。・・・ブック版の必要性
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